島田樟誠高等学校性教育講演を開催しました。「同意」と「境界線」を考える時間。

先日、高校1〜3年生約750名の皆さんに向けて、性教育講演を開催させていただきました。

目次

性教育は「人との関わり」を学ぶこと

今回のテーマは、
『同意とコミュニケーション〜境界線の守り方〜』
でした。

助産師として、日々赤ちゃんやお母さん、ご家族と関わる中で感じるのは、性は「特別な話」ではなく、人との関係の中にあるものだということです。

今回の講演では、
*妊娠と性感染症
*避妊
*デートDV
*境界線
*同意
*対等な関係
について、「自分と相手を大切にするという視点でお話ししました。

体育館で、750名の生徒さん。どんなふうに受け取ってくれるだろう、私自身、少し緊張しました。

大きなリアクションがあるというよりも、人権に聞いてくれている空気を感じました。

「普通」は人によって違う

事前アンケートに協力いただき、この学校というコミュニティの中でも、人によって価値観は違うことが伝わって、自分の当たり前は、他人の当たり前ではないことに気づいてくれていたら、いいな。

「普通って人によって違う」

例えば、
*恋人との連絡頻度
*束縛の感じ方
*一人の時間の大切さ
*スキンシップへの考え方。

同じ高校生同士でも感じ方、価値観は本当に様々です。どれが正解とかでなはく、大切なことは、「相手も自分と同じはず」と決めつけないこと。

自分の“違和感”を大切にしていい

「いや」
「不安」
「ちょっと違和感がある」
そんな気持ちを自分自身が大切にしていいということ。

大切なのは「対等な関係」

好きだからこそ、相手のことを知りたい、一緒にいたい、自分だけを見て欲しい…と思うのは自然なことです。

でも、最初は、「心配だから」「好きだから」を思っていたとしても、相手が我慢をしたり、怖さを感じたり、自分らしくいられなくなってしまったら、それは相手をコントロールし、支配の関係になってしまいますね。

安心して「NO」が言える関係。
無理しなくても、自分らしくいられる関係。

そんな関係を築いていけることがとても大切ですね。

最後に伝えた3つのメッセージ

講演の最後には
*自分を大切にしていい
*違和感は大事なサイン
*一人で抱えなくていい
そんなメッセージも届けさせていただきました。

性教育は「未来の自分を守る学び」

性教育は、「性行為を進めるでも、禁止する話」ではありません。

自分と相手を守るための知識であって、これからの人生を安心して歩いていくための学びだと思っています。

今回の時間が、生徒さんにとって、誰かと関わるときに、自分を大切にするヒントの一つになってくれたら嬉しいです。

今回このような機会をいただきありがとうござました。

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