「性教育って、いつから始めたらいいんでしょうか?」
これは、赤ちゃん訪問や講座で、私がとてもよく聞く質問です。
多くの方が、こんな不安も一緒に話してくれます。
「まだ早いですよね?」
「ちゃんと説明できる自信がなくて…」
その気持ちよくわかります。
性教育は、特別な話ではありません
「性教育」と聞くと、体の仕組みや思春期の話を思い浮かべる方も多いかもしれません。
私が大切にしている性教育は、もっと日常の、暮らしの中にあります。
それは、
・自分の体を大切にすること。
・イヤなことをイヤと言っていいこと。
・相手の気持ちも大切にすること。
性教育は、生き方や人との関わり方を育てる学びです。
「何歳から?」の答え
私の答えは、
「生まれたときから、もう始まっています」。
たとえば――
オムツ替えのときに声をかけること。
くすぐる前に「いい?」と聞くこと。
嫌がったら、手を止めること。
こうした関わり一つひとつが、「あなたの体は大切だよ」というメッセージになっていくんですねよね。
小さな子どもに、難しい説明はいりません
乳幼児や小学生に必要なのは、正確な知識よりも、安心して話せる関係。
- 分からないことを聞いていい
- 困ったら大人に頼っていい
- 自分は大切にされている存在だと思える
この土台が、将来の自分を守る力につながります。
うまくできなくても、大丈夫
私自身も、性教育が前から、得意だったわけではありません。
迷いながら、失敗しながら、ここまで来ました。
だからこそ伝えたいのは、完璧じゃなくていいということ。
悩みながら関わる姿そのものが、子どもにとって大切な学びになるし、自分も成長できる。
今日からできる、はじめの一歩
もし「何から始めたらいいか分からない」と感じたら、
- 子どもの「イヤ」を受け止める
- 体の名前を、正しい言葉で呼ぶ
- 「いつでも話していいよ」と伝える
まずは、この一歩から始めてみてはいかがでしょうか?
最後に
性教育は、子どもを守るためだけでなく、親自身が自分を大切にする感覚を育てる時間でもあります。
迷いがある方ほど、きっと大丈夫。
一緒に考え、学んでいけたら嬉しいです。
性教育に「これでいいのかな?」と迷うことは、それだけ真剣に子どもと向き合っている証拠。
親子講座・保護者向け講座では、正解を押しつけるのではなく、日々の関わりを一緒に振り返りながら考えていきます。
少しでも気になった方は、どうぞお気軽にご覧ください。

